東北在住の多重債務者の相談はどこにすべきか-現状の相談受付状況

「多重債務者」は、複数の貸し手から借金をしてしまい、その返済が困難になっている人々を指します。始めは少ない額から始まることが多いですが、返済のために他の金融機関からさらに借りることで、借金は雪だるま式に増えていきます。借金を繰り返すうちに、その抵抗感が薄れ、利息の支払いも増えていきます。

消費者金融からの借り入れだけでなく、クレジットカードのキャッシングやカードローン、リボルビング払い、自動車や住宅のローンなど、さまざまな借金が重なることがあります。新型コロナウイルスの影響で収入が減少し、返済が困難になる人が増えている現状は、社会問題となっています。

多重債務や借金問題を解決するためには、債務や家計の状況を整理し、将来の生活を考慮しながら対策を立てることが必要です。借金が増える前に、専門家や相談窓口に早めに相談することが重要です。

東北在住で借金の相談におすすめの窓口

東北在住の多重債務者の相談割合

年齢

令和2年度令和3年度
人数構成比(%)人数構成比(%)
10代0000
20代43.31312.7
30代2016.565.9
40代2823.12019.6
50代2016.52120.6
60代以上3428.13130.4
不明1512.41110.8
合計121102
東北財務局より

年齢の割合は20代、40代~60代が圧倒的に多いのが分かる。

特に40代は古くから借金をしている人もいるので、過払い金が戻ってくる可能性も捨てきれない。もし過払い金があれば借金の元本を減らしたり今の借金を無くせる可能性がある。

職業

令和2年度令和3年度
人数構成比(%)人数構成比(%)
給与所得者5948.85150
無職2621.53029.4
自営・自由業2823.11817.6
学生0022
家事従事者0011
不明86.600
合計121102
東北財務局より

借り入れ先の件数

令和2年度令和3年度
人数構成比(%)人数構成比(%)
1~2先4839.74241.2
3~4先3125.63130.4
5~6先1512.41514.7
7~8先86.643.9
9~10先32.532.9
11先以上10.800
不明1512.476.9
合計121102
東北財務局より

借り入れ件数は1~2社と答えた割合が全体の4割になった。

また、次いで多いのは3~4社になる。予想になるが、大手消費者金融の数はそこまで多くないため、総量規制を考慮すると多くても3~4社なのかもしれない。

借金の総額

令和2年度令和3年度
人数構成比(%)人数構成比(%)
100万円未満2016.51413.7
100~200万円未満23191817.6
200~300万円未満75.8109.8
300~400万円未満6587.8
400~500万円未満6565.9
500~1000万円未満129.91110.8
1000万円以上2419.81716.7
不明23191817.6
合計121102
東北財務局より

借金のきっかけ

令和2年度令和3年度
人数構成比(%)人数構成比(%)
低収入・収入の減少4133.92322.5
商品・サービス購入97.41918.6
事業資金の補填1814.91211.8
住宅ローン等の返済1310.71110.8
本人・家族の病気等86.698.8
ギャンブル・遊興費54.187.8
保証・借金肩代わり86.665.9
その他・不明1915.71413.7
合計121102
東北財務局より
タイトルとURLをコピーしました